【柔道】国際大会3年ぶり優勝の原沢久喜 次の所属先は…

2019年02月27日 16時30分

帰国した原沢久喜

 代表取りへ視界良好! リオ五輪柔道男子100キロ超級銀メダルの原沢久喜(26)がグランドスラム(GS)パリ大会とGSデュッセルドルフ大会の2連戦を終え、26日に帰国した。パリで準V、デュッセルドルフでは国際大会で3年ぶり優勝の好成績。原沢は「3年もたっていたのかという感じ。それだけ苦しい時期もあったが、あきらめずにやってきた。全体的には良かった」と自信に満ちあふれた表情で振り返った。

 昨年4月の全日本選手権を最後に在籍していた日本中央競馬会(JRA)を退社し「フリー」として活動している。今回の遠征も当然自腹となり「結構かかったが、優勝したのでチャラかな(笑い)。お金があればもっといいサポートが受けられるので、しっかり(所属先を)探したい」と語ったが、実際どの程度進んでいるのか。

 原沢によれば、まだ契約書を交わしたわけではないものの、目星はついているという。「全日本選抜体重別選手権(4月6、7日、福岡)までには(所属が)正式に決まると思う」と本紙に明かした。

 今回の優勝で世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)の代表争いから頭一つ抜けた。井上康生監督(40)も「代表争いは皆さんが思う通りの流れ。原沢は今回いい勝ち方で勝った。世界で金メダルを取れるのは誰かと考えた上で決めたい」と重量級のエース復活への期待は大きい。

 次戦の選抜体重別で勝てば世界選手権出場は決定的となるが、来年の東京五輪の代表争いでもリードを広げることになる。環境も整う中で金メダルへの道が開けてきた。