柔道女子48キロ級・渡名喜風南 世界選手権連覇へ意欲

2018年08月11日 18時05分

渡名喜風南

 柔道世界選手権(9月、アゼルバイジャン・バクー)女子48キロ級で連覇を目指す渡名喜風南(23=パーク24)が11日、都内で取材に応じた。

 4月に社会人になり、環境が一変。所属での練習を週1日、あとは電車に乗って出稽古を繰り返す日々を送っている。様々な選手と乱取りすることで技術の幅が広がり「一人ひとり、違う柔道をするのでいろんな対策ができる」と話した。

 48キロ級は東京五輪に向け、近藤亜美(23=三井住友海上)とのマッチレースが続く。近藤は世界代表を逃したが、渡名喜に優越感はない。

 国内の序列について「近藤選手のほうが上だと思う。自分は負けているんで」。世界選手権で連覇を果たせば、一歩抜け出すと考えており「ここを連覇して、近藤選手と一つ差をつけたい」と力を込めた。

 元全日本女子監督を務めた所属の園田隆二監督(44)からは、スカウトされた際「五輪優勝を目指せる技術は十分にある」との言葉をもらった。出稽古には常に同行してくれ、1日の誕生日には息子と一緒に名前入りのペンや手紙をプレゼントされた。二人三脚で歩む、連覇への道だ。

 代表が2人派遣されることも多い伝統の48キロ級も、今回は一人代表。「自分一人だけで出て、勝ってこそ意味があると思っている」と渡名喜は表情を引き締めた。