小川雄勢がハッスルポーズで右ヒザ不安一掃

2018年08月06日 16時30分

右ヒザの回復が順調な小川

 柔道世界選手権(9月、アゼルバイジャン・バクー)男子100キロ超級代表の“暴走王ジュニア”小川雄勢(22=明大)が、右ヒザ不安を払拭した。

「本当、やばかった。バキッていって…。その足ですぐMRI(磁気共鳴画像装置)を撮りに行きました。内側だけを痛めた。それで済んでよかった」。7月に東海大への出稽古中に右ヒザの内側側副靱帯を痛め、クロアチアで行われた国際大会を欠場しただけに、安堵の表情で振り返った。

 ケガによる大会欠場は柔道人生の中でも初めて。全治3週間と診断されても「(欠場を)考えたことなかったから、意外と決断できなかった」と悩んだという。

 全日本男子の井上康生監督(40)らと相談し、世界選手権一本に集中する道を選択。練習は1週間の完全休養後、歩行から再開した。まだ全快には至っていないが、回復のメドは立った。4日には地元の茅ケ崎市内で壮行会に出席し、ハッスルポーズを披露するなど笑顔も見せた。

 幸い、今年の世界選手権は日程が遅い。「9月の末でよかった。例年なら8月なので、危なかったです」。国際大会の結果もチェックし、ライバル勢の動向も把握した。 世界選手権の結果はもちろん、2020年東京五輪へと続く。父の暴走王・直也氏(50)は金メダル取りを指令するなど鼻息が荒いが、小川は「初挑戦なので(相手は)強い選手だらけ。ボクはランキングも下のほうなので」と気負うことなく準備を進めていく。