体操のルール大幅変更 内村に影響は?

2013年02月01日 16時00分

 体操のルール変更が大きな波紋を呼んでいる。ロンドン五輪で体操ニッポンは、内村航平(24=コナミ)が個人総合で金メダル、個人種目別床運動で銀メダル、団体でも銀メダルを獲得した。ところが、2016年リオ五輪に向けては“難題”があるという。

 

 それがルールの大幅な変更だ。国際体操連盟は五輪翌年にルールを見直しており、それぞれの種目で採点方法が変わり、禁止技も出てくる。しかもロンドンでの活躍の影響で、日本選手には不利が多いとされる。選手によっては、得点源だった技を消さなくてはならず、対応が求められているのだ。

 

 床では「宙返り転(着地を手で行う宙返り)」が最大1回までになり、他の宙返り技からの連続で宙返り転を行うことが禁止になった。この変更に大きく関わったのが、田中3きょうだいの末弟・佑典(23=コナミ)。11年の世界選手権東京大会で、田中佑はこの技でバランスを崩して頭から落ち、脳振とうを起こした。

 

 他にもケガの報告が多かったことで、国際体操連盟は「タナカのビデオを送ってくれ」と日本連盟に依頼し、変更になった経緯がある。得点源が変わるとあって、田中佑は「ルール改正で影響を受けそうなので、早く慣れていきたい」と心配げ。技によっては難度が変わるため、新たな演技構成で臨まなければならない選手が増える。

 

 ただ、エースの内村については「そんなに影響を受けないのでは」(日本連盟関係者)と大きなハンディにはならないもようだが…。まずは今秋の世界選手権(ベルギー)で様子見といったところだという。果たしてどうなるのか。