体操の加藤凌平(22=順大)が来年4月からコナミスポーツに入社することが1日、都内で発表された。10月の世界選手権(英国グラスゴー)で団体金メダルに貢献した加藤は「まずは来年のリオ五輪でメンバーに入って団体金メダルに貢献できれば。その後も2020年の東京五輪に照準を合わせて頑張りたい」と意気込んだ。

 コナミには日本のエースの内村航平(26)が所属。来春からチームメートとなるが「個人戦となると、まだまだかなわない存在。一緒に練習していろんなところを吸収してお互いを高め合えれば」と目を輝かせた。内村からも「五輪や世界選手権でともに戦って、かなり頼りになる選手。同じ所属で戦えるのはうれしい」と直接エールを送られた。

 また、同クラブでは父の裕之(51)さんが監督を務めており「小さいころから指導していただいて、尊敬できる父親。今までは所属が違ったので気を使うこともあった。同じチームになって全力でサポートしてもらえると思うので、期待にこたえたい」と“親子鷹”での活躍を誓っていた。