東京五輪体操男子種目別跳馬金メダリストの申在煥(韓国)が、酒に酔った状態でタクシー運転士に暴行し、警察が捜査に乗り出す事態となった。

 韓国「YTN」などによると、15日の深夜1時すぎ、タクシー運転手が申に殴られたと警察に通報した。行き先をたずねたところ、暴行を受けたという。

 報道では、東京五輪で金メダルを獲得後、申が極度の緊張状態からパニック障害をわずらっていたと体操関係者が明かしている。最近行われた来年に向けた代表選抜戦も、途中棄権していた。

 大韓体操協会は、警察の捜査結果が明らかになったあと、国民に謝罪する案を検討しているという。

 五輪金メダリストの肩書は相当、重いようだ。