【世界体操】“マトリックス”芦川うらら 平均台で金メダル!「自分の名前を検索すると…」

2021年10月24日 19時36分

平均台で金メダルの芦川うらら(写真:アフロスポーツ)
平均台で金メダルの芦川うらら(写真:アフロスポーツ)

 体操の世界選手権(24日、北九州市立総合体育館)の女子種目別「平均台」で、東京五輪6位の芦川うらら(18=静岡新聞SBS)が14・100点で金メダルを獲得。「マトリックス」の異名を取る平均台スペシャリストがついに悲願を達成した。なお、村上茉愛(日体クラブ)が13・733点で銅メダルを獲得した。

 18日の予選では交差輪跳びの着地で体勢を崩して落ちかけたが、体をのけぞらせて落下を回避。その驚異の神業を見た実況が「マトリックス!」と表現し、SNSで異名が広がっていった。この日は〝鬼門〟の交差輪跳びをきっちり着地。唯一の14点台をマークし、後続選手の追撃を逃げ切った。

 試合後、芦川は「今大会はメダルを目指してやってきたので、目標が叶って本当にうれしいです。お客さんが入って、自分を応援してくれているのがすごく感じられて楽しんで試合をすることができました」と充実の表情。また、前日には〝イメトレ〟をしたようで「昨日の夜、自分が表彰式に上がるところを想像していた。やっぱり取るからには金が一番いい。表彰式に出るイメージができていたのが今回の結果につながったと思います」と明かした。

 いまや「マトリックス」は代名詞となりつつある。本人も承知しており「自分で『芦川うらら』で検索すると、マトリックスしか出てこないので恥ずかしかった」と照れ笑い。だが、続けて「今日こうやって金メダルを取ることができて、そのマトリックスを消すことができてうれしいです」と、異名を〝上書き〟する「金」を喜んだ。

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