【世界体操】南一輝が床で銀メダル! 次なる野望は新技「ミナミ」で「一番、輝く」

2021年10月23日 18時04分

銀メダルの南(ロイター)
銀メダルの南(ロイター)

 体操の世界選手権(北九州市立総合体育館)の男子種目別「床」が23日に行われ、初出場のスペシャリスト・南一輝(21=仙台大)が14・766点で銀メダルを獲得した。萱和磨(セントラルスポーツ)は14・533点で6位。ニコラ・バルトリーニ(イタリア)が14・800点で金メダルとなった。

 わずか0・034点差で「金」を逃した。試合後、南は「ちょっと悔しい気持ちはあるんですけど…」と本音をのぞかせたが、すぐに「今日は攻める演技をしようと思って、そこができたので率直にやり切ったなと思っています」と笑顔を見せた。

 東京五輪には出場できなかったが、世界体操に初出場。「ビビって演技するより思い切って」と気持ちで引かなかった。僅差で敗れたことには「仮にリ・ジョンソン(後方抱え込み2回宙返り3回ひねり)をしていたら0・1、上がっていて点数で勝っていた。その0・1を大事にしていこうと思います」と課題を挙げた。

 床のスペシャリストは今後の「代表入り」について「床と跳馬で貢献度を狙って、団体の5番目に入ろうかな」と青写真を描く。さらに夢は果てしない。リ・ジョンソンの後に「ハーフ(半ひねり)」を加えたH難度の新技を完成させ、自身の名前「ミナミ」で世界の頂点に立つのだ。

「リ・ジョンソンハーフ(ミナミ)を完璧に決めて、誰にも負けないような選手に、一番、輝けるように頑張りたい」

 南一輝が「ミナミ」で一番、輝く――。その夢がかなうまで、歩みを止めることはない。

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