【世界体操】橋本大輝、0・017点及ばす銀メダルも「夜遅くまで応援してくれて感謝」

2021年10月22日 21時25分

演技を終えガッツポーズする橋本大輝(代表撮影)
演技を終えガッツポーズする橋本大輝(代表撮影)

 体操の世界選手権(北九州市立総合体育館)の男子個人総合決勝が22日に行われ、東京五輪の個人総合&鉄棒金メダルの橋本大輝(20=順大)が、6種目で計87・964点をマーク。金メダルの張博恒(中国)に0・017点及ばず銀メダルとなった。東京五輪に続く個人総合制覇、日本人最年少Vはかなわなかった。

 最初の種目・床ではライバル張より0・05点下回る14・833点でスタート。続くあん馬では両者ともに落下し、序盤からデッドヒートとなった。

 その後、つり輪、跳馬、平行棒をこなして5種目を終えた時点でトップの張に0・35点差の2位。逆転Vを狙った最終種目の鉄棒ではカッシーナ、コールマンなどを決めて15・133点のハイスコアを叩き出したが、わずかに張に及ばなかった。

 鉄棒の着地の直後はガッツポーズ。採点が出るとわずかに悔しそうな表情を見せたが、すぐにすがすがしい笑顔で激戦を演じた張と健闘を称え合った。

 試合後、橋本は「彼はすごかった。ホントに彼が今の世界一だと思います」とライバルを絶賛。会場で声援をくれた観客へは「結果で恩返しできなかったですが、最後に盛り上がってくれてうれしかった。夜遅くまで応援してくれて感謝しかないです」と語った。

 また、子供たちに対しても「負けてしまって悔しいですが、僕の演技に憧れて体操を始めてくれたり、スポーツに興味をもってくれたら」と口にした。

 橋本は種目別でも床(5位)、あん馬(4位)、平行棒(5位)、鉄棒(1位)の4種目で決勝に進出しており、この日の銀メダルを含め、最大5つのメダルの可能性を残している。

 種目別決勝は23、24日に行われる。

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