【世界体操】芦川うらら 落下耐えた! 平均台で”マトリックス神業“「観客が自分の力に」

2021年10月18日 20時10分

平均台で落下をこらえた芦川(写真:アフロスポーツ)
平均台で落下をこらえた芦川(写真:アフロスポーツ)

 体操の世界選手権が18日、北九州市立総合体育館で開幕し、東京五輪平均台6位の女子ホープ・芦川うらら(18=静岡新聞SBS)が神業を披露した。

 平均台のスペシャリストとして登場した芦川は、序盤から高難度の技を連発。安定した演技を見せたが、交差輪跳びの着地で体勢を崩してしまった。体が背中側に傾き、誰もが落下を覚悟。だが、そこから上体を約90度ものけ反らせて約3秒間に渡って耐え、体勢を戻した。

 見守った仲間の畠田瞳(セントラルスポーツ)も一緒になって体をのけぞらせ、落下をまぬがれると大喜び。中継の解説を務めた元日本代表主将の寺本明日香(ミキハウス)は「落ちると思いましたが、あの戻し方はすごかった!」と舌を巻き、実況は「マトリックス!」と驚いた。

 演技終了時点で平均台13・533点で暫定3位。試合後、芦川は「本当にヤバい、ヤバい、落ちるかもって感じでしたが、練習では耐えられないような力が出てきて、耐えて乗ることができた」と落下を防いだシーンを振り返った。

 さらに、今大会が久々に有観客で行われていることに触れて「会場が沸いているのがわかった。観客が自分の力にもなっているというふうに、すごくありがたみを感じました」と笑顔を見せた。

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