“ひねり王子”白井「シライ3」初披露

2015年01月12日 11時00分

すっかり髪が伸びた白井は新生活への期待を膨らませている

 体操の全日本男子合宿が11日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで公開された。丸刈りだった高校3年生の“ひねり王子”白井健三(18=岸根高)は、日体大進学に合わせ人生最長にまで伸ばした髪形で練習。「みんなに髪の毛のことを聞かれます。そろそろ切ろうかな。新髪形は期待しないほうがいいです」と照れ笑いを浮かべた。


 4月から大学1年生とはいっても、体操界では2013年世界選手権の種目別床運動で金メダルを獲得したエース格。上下関係が厳しい体育会では受け入れる側も気を使いそうなものだが、白井は「1年目は体操だけではなく、1年生の仕事すべてをこなせるよう頑張りたい。大学生活はとても楽しみ」と笑顔。戦力としてはもちろん、特別扱いを受けることなく、雑務もすべてこなす新入生を目指すという。


 この日は床運動の新技リ・ジョンソン(後方伸身2回宙返り3回ひねり)を披露。世界選手権か五輪で成功すれば「シライ3」と命名される可能性があり、16年リオ五輪に向けて超難度技の武器が増える。12日は20年東京五輪まで2020日という日だが「ゆっくり頑張ります。ピンとこないですけど。今の(内村)航平さんのように、絶対エース、失敗しないエースになりたい」。新天地で精神面も磨き、世界の頂点に立つ姿を思い描いている。