【体操・NHK杯】内村航平また五輪へ前進! 鉄棒で15・333点のハイスコアをマーク

2021年05月16日 13時14分

内村は鉄棒で15・333点のハイスコアをマーク(代表撮影)

 体操の東京五輪代表選考会を兼ねたNHK杯(長野・ビッグハット)の男子競技が16日に行われ、五輪個人総合2連覇の内村航平(32=ジョイカル)が種目別の鉄棒で15・333点の高得点をマークした。

 午後0時半、鉄棒の最終演技者として登場したキング。他の種目の演技者はおらず、ただ一人、会場の注目を一身に浴びた。「ふーっ」と息をつき、鉄棒につかまる。冒頭の大技、H難度の「ブレトシュナイダー(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり)」を鮮やかに決め、その後のカッシーナ、コールマンも成功。技を繰り出すたびに会場から拍手が飛ぶ。10個の技を終えて着地すると、割れんばかりの拍手。小さく首をかしげるしぐさも見せたが、演技を終えると手を上げて観客の応援に応えた。

 今大会は東京五輪団体メンバー4人のうち2人が決定するが、内村は団体ではなく種目別(鉄棒)の個人枠を目指している。今回を含めた計5試合(全日本の予選と決勝、NHK杯、全日本種目別の予選と決勝)の成績で「1枠」が争われ、日本体操協会が独自に作成する世界ランキングに当てはめてポイントを算出。内村はここまで3演技で高得点をマークしており、選考争いを優位に進めている。この日のハイスコアでまた一歩、五輪に前進した。

 なお、6月の種目別W杯ドーハ大会でも1枠を取れる可能性があるが、内村は条件を満たしていない。前述の国内選考争いに勝つしか五輪の道は残されていない。

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