【体操・NHK杯】畠田瞳が五輪初切符! 父・好章氏「ウルッとこなかった」「小さいころから度胸はあった」

2021年05月15日 20時16分

声援に応える畠田(代表撮影)

 体操の東京五輪代表選考会を兼ねたNHK杯(長野・ビッグハット)の女子個人総合が15日に行われ、2位の畠田瞳(20=セントラルスポーツ)が初の五輪出場切符を手にした。

 この日は持ち前の安定した演技を披露。今大会だけの得点では優勝した村上茉愛(24=日体クラブ)を上回り、十分に存在感を見せつけた。試合後、畠田は開催が危ぶまれる東京五輪について「出場したい気持ちはやまやまですが、もし(五輪が)なくなってしまっても内定者として五輪に出るだけの実力はあったよっていうくらいまでこられたので、今の結果に満足はしています」と喜んだ。

 父は五輪メダリスト、母も元日本代表という体操一家に生まれた。姉妹出場を狙った妹・千愛(16=同)の代表入りはかなわなかったが、スタンドで母・友紀子さんは感涙。畠田は「コロナ禍でつらい時、試合でモチベーションを戻してくれたり、いろいろなサポートをしてくれた。感謝の気持ちは誰よりも強いです」と母への思いを口にした。

 一方、父・好章氏は1992年バルセロナ五輪の男子団体銅メダリスト。親子2代での五輪出場となったが、試合後の合同取材では「よく頑張ったと思います」と娘の健闘をたたえつつも「こっちはウルッともこなかった。妻が2人(娘)を毎日見ていたので、僕よりも全然うれしいだろうし、安堵感も違うと思いますよ」とひょうひょうと話した。

 また、五輪出場を内定させた娘について「正直、五輪に出られると思っていなかった。世界選手権に1回でも出てくれれば二重丸って妻とも話していた」としつつも「小さいころから度胸はあった。大会で緊張していても、練習でやったことを試合で伸び伸びできる。自分の世界がある感じで、そこはすごいと思った。技がすごいと思ったことはないけど」。最後に必ず〝オチ〟をつけることも忘れない。

 東京五輪が開催されたら…。畠田一家が送り出す「天才娘」に注目だ。

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