東京五輪の新体操テスト大会が8日午後、本番会場の有明体操競技場(東京・江東区)でスタートした。

 今大会は五輪本番を見据えた重要な位置づけ。新型コロナウイルス感染対策をはじめ、競技運営などがチェックされる。開会式の選手紹介や待機場所など、競技以外では選手全員のマスク着用が義務付けられている。

 また、選手と至近距離で活動する関係者はマスクに加えてフェースシールドを使用。運営関係者によると「ジャッジがフェースシールドを使うと演技の細部が見にくい」といい、審判はマスクのみ。審判席には透明のアクリル板が設置されている。