2024年パリ五輪のトニー組織委会長 体操国際大会の成功に「勇気をもらった」

2020年11月10日 15時36分

渡辺会長

 国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長(61)が10日、来年夏に延期された東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会を訪問し、8日に開催された体操国際大会「Friendship and Solidarity~友情と絆の大会~」で培ったコロナ対策の知見を報告した。

 今大会は新型コロナウイルス禍以降初めて日本国内で行われる国際試合だった。万全のコロナ対策を施して中国、米国、ロシアの選手団を受け入れ、大会は成功。内外から高い評価を受けた渡辺会長には全世界のスポーツ団体、関係者から祝福と激励のメールが届いたという。

 その中には2024年パリ五輪組織委のトニー・エスタンゲ会長も含まれていた。「本当に勇気をもらった」という感謝の言葉とともに、大会名称の「友情」と「絆」を用いて「本当にフレンドシップとソリダリティーが必要。それをスポーツが表現してくれたことを大変うれしく思う」とつづっていたという。

 今回の成功例を受け取った組織委の中村英正ゲームズデリバリーオフィサーは「参考になっただけでなく、大きな励みになりました。最近は〝論より証拠〟って言い続けていますが、単なる抽象的な議論ではなく、実際に示して見せてくださったのは非常に大きい」と東京大会への応用に自信をのぞかせた。