【体操】コロナ偽陽性の内村航平「1、2%の確率を引いちゃうんだ…」

2020年11月07日 16時08分

会見する内村航平(photo by AFLO SPORT)
会見する内村航平(photo by AFLO SPORT)

 国際体操連盟(FIG)主催の国際大会「Friendship and Solidarity~友情と絆の大会~」(11月8日、東京・国立代々木競技場)に出場する内村航平(31=リンガーハット)が7日、リモート取材に応じた。

 内村は先月28日に行われた新型コロナウイルスのPCR検査で「陽性」となったが、2日後の再検査で「偽陽性」と判定。保健所への陽性届けを取り下げ、大会出場可能となった。

 これについて内村は「最初に陽性って言われたときは絶対ウソだと思いましたね」と第一声。さらに「そもそも感染経路が不明すぎるというか。僕自身、陽性って出た瞬間に疑いを持っていましたね。いや絶対にウソだろって」と振り返った。

 大会前、PCR検査について「ごくまれに偽陽性(濡れ衣)が出る」と説明を受けたという。

「カッコで〝濡れ衣〟って書いてあって。『濡れ衣なんて一番嫌じゃないですか』って質問した自分がなってしまった。あり得るんだなって。偽陽性が出る確率って1、2%と知って、その確率を引いちゃうんだ…みたいな」と思わぬ事態に直面した心境を明かした。

 その後、自身は2日間の隔離生活となり、東京・北区のナショナルトレーニングセンターは使用停止となった。「1、2%の確率を引いたのは僕なので、そこは申し訳ない気持ち」と言うものの、もちろん周囲の仲間は「いや全然、悪くないですよ」と励ましてくれたという。

 今大会は来年夏の東京五輪開催の試金石とも言われる。偽陽性の騒動については、貴重な実証デートにもなり得る。内村は「なんで偽陽性なんだ!って気持ちは全くない」と言った上で「僕が陽性って出ると、これだけいろんな人に影響があると知れた。検査してくれる人もちゃんとやっているし、僕らもイレギュラーな中でしっかりやっている。その中で出てしまったことなので本当にしょうがない」と主催者やスタッフへの思いやりも忘れなかった。

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