国際体操連盟(FIG)は31日、新型コロナウイルスの陽性だった五輪2連覇の内村航平(31=リンガーハット)について「第2回PCR検査にて『陽性』と判断された検査結果は『偽陽性』であったとの最終結論に至りました」と発表した。

 この結論を受けて、検査を実施した病院は管轄の保健所に対して内村の陽性届けの取り下げ」の報告をしたという。

 内村は来年夏の東京五輪開催の試金石と言われる11月8日の国際大会(国立代々木競技場)に向けてショナルトレーニングセンター(東京・北区)で合宿を行っていたが、28日のPCR検査で「陽性」と判定されていた。

 なお、日本チーム全員を対象にした臨時のPCR検査結果も全員が陰性となった。