白井健三「自分を信じる気持ち」が大きなエネルギーに

2020年01月05日 19時35分

白井健三

 体操のリオ五輪団体金メダリストの白井健三(23=日体大大学院)が5日、横浜市の日体大体操競技場で新年初練習を公開した。

 昨年は世界選手権の代表から外れ、体操人生で初めて「辞めたい」と思いつめた。2020年の巻き返しを誓った白井は、色紙に「信」の字を書き込んだ。その理由について「昨年はうまくいかない時期があり、自分の行動を疑ってしまった。自分を信じる気持ちがすごく大きなエネルギーになると思う」と語り、さらに隠れたもう一つの意味をこう話した。

「にんべんに言うって書きますよね。ケガをした時は自分一人で抱え込むことが多く、人に言った方が気持ちが楽になることに気づいた。人に頼ることを今年は大事にしたい」

 ドン底を味わい、そこから這い上がる過程で得た教訓。この日も「体操を楽しむ」「自分らしく」という言葉を繰り返し、練習の合間に仲間たちと談笑した。完全復活は間近――。東京五輪代表選考が行われる今年春が楽しみだ。