新体操のイオンカップ世界クラブ選手権最終日(27日、群馬・高崎アリーナ)、決勝後半が行われ、シニアの個人総合で世界選手権代表の大岩千未来(17=イオン)は11位だった。

 前日(26日)の決勝前半では、フープ18・850点、ボール21・400点の合計40・250点で8位につけていた大岩。今日のクラブでは21・350点と高得点をマーク。上位進出が期待されたが、リボンでは結び目ができてしまうなどのミスで16・050点と得点を伸ばすことができず、合計77・650点に終わった。

「クラブはよかったけど、リボンでは予選と同じようなミスをしてしまった」と悔しさをにじませると、今後に向けて「W杯で東京五輪の2枠目の出場枠を獲得するためにミスをなくしたい」と意気込んだ。

 同じく世界選手権代表の喜田純鈴(18=エンジェルRG・カガワ日中)は合計73・750点で14位だった。

 優勝は合計91・350点を叩き出した世界選手権5冠のジーナ・アベリナ(21)。ジーナの双子の姉アリーナ・アベリナ(21=ともにロシア)は、合計87・950点で2位に入った。