キング内村 東京五輪は「夢物語」から「夢」へ前進

2019年06月26日 14時54分

公開練習を行った内村

 体操の五輪個人総合2連覇のエース・内村航平(30=リンガーハット)が26日、4月の全日本選手権で予選落ちして以来、初となる公開練習を行った。

 全日本の予選では2度落下。平行棒で左ヒジを棒に打ちつけ、顔をゆがませたシーンは体操ファンに衝撃を与えた。試合後は「今日で1年のすべてが終わった」とうなだれ、東京五輪については「夢物語」と表現していた。

 あれから約2か月、練習を終えた内村は「徐々に良くなってきている。これを機に基本から見直してみようと」と、この日は鉄棒、平行棒で基本練習を繰り返した。

 練習後、内村は自身が語った「夢物語」という東京五輪への表現について「今は『夢』です。『夢物語』は実現できない夢って感じですけど、今はかなえられる『夢』ですね」と語った。さらに吹っ切れたキングは「だから自信もあるってことなんですよ。ちゃんと練習が積めれば、ちゃんとした演技ができるっていう、ごくごく当たり前のこと。そこさえやれれば間違いなく実現できるかな」と言い切った。

 来年の東京五輪で我々に「夢」を与えるであろう強いキングが、確実に本来の姿を取り戻しつつある。