内村と白井落選!新生体操男子代表の柱は谷川兄弟

2019年06月24日 16時30分

 体操ニッポン男子がリニューアルオープンだ。10月の世界選手権(ドイツ・シュツットガルト)の最終選考会を兼ねた全日本種目別選手権(高崎アリーナ)は23日に各種目の決勝が行われ、代表メンバーが出揃った。

 すでに確定していた谷川翔(かける=20、順大)、谷川航(わたる=22、セントラルスポーツ)、萱和磨(22=同)に加え高校3年生の橋本大輝(17=市立船橋高)と神本雄也(24=コナミスポーツ)が新たに選出された。五輪個人総合2連覇のキング・内村航平(30=リンガーハット)、リオ五輪団体金メダルメンバーの白井健三(22=日体大大学院)の名前はなく、世代交代を感じさせるメンバーとなった。

 では平均年齢21歳の新チームを引っ張るのは誰か? 内村、白井という「柱」を失った日本協会の水鳥寿思男子強化本部長(38)は試合後に「チームを引っ張るのは谷川兄弟」と指名した。

 兄弟をよく知る順大の原田睦巳監督(43)が「寡黙な兄と天真爛漫な弟。性格は正反対」というように、弟の谷川翔は幼少期に子役として「うたばん」「オールスター感謝祭」にテレビ出演。ランドセルを背負ってバック転する姿が人気を博し、アイドルグループ「嵐」とも共演した。NHK杯では観客席へ投げキッス、カメラにピースするおちゃめな一面も見せ、優勝すると「今日の一日が怖かった」と号泣するほど情緒豊かだ。

 谷川翔本人に水鳥本部長の指名を伝えると「僕は元気なだけ。チームを引っ張るのは最年長の(神本)雄也君しかいません。リーダーシップがありますから」と謙遜して先輩を立てつつ、4歳上の神本を「君づけ」。サッカー選手のようなイマドキの若者らしさ全開のエース候補とそれを温かく見守る兄が、新生体操ニッポンを引っ張りそうだ。