白井健三 笑顔で復調アピール「遅めの春が来た」

2019年06月20日 19時13分

復調をアピールした白井

 体操の全日本種目別選手権(22〜23日、群馬・高崎アリーナ)の公式練習が20日に行われ、リオ五輪男子団体金メダルの白井健三(22=日体大大学院)は練習を終えると「上り坂を順調に上ることができている」とすがすがしい笑顔で語った。

 白井はケガを抱えて出場した4月の全日本選手権で30人中30位と惨敗。「初めて体操を辞めたいと思った」というドン底を味わった。だが、5月のNHK杯では順位を23位まで上げて復調気配。今では「NHK杯が終わってから別人のような練習ができている」と、さらに上昇ムードだ。一緒に練習する後輩が驚くほどの復調ぶりで「そのリアクションも自分のモチベーション」と笑った。

 今大会は10月の世界選手権(ドイツ・シュツットガルト)の最終選考会。現時点で代表3人が決まっており、残り2枠を懸けた戦いとなる。しかし、白井は「点数を気にして演技が良くなったためしがない。何点を取りたいではなく、自分らしい演技を」とあくまで相手は自分。そして「やっと遅めの春が来たなって感じ」とニッコリ。

 白井の代名詞でもあるブレない心、鉄の意志も確実に戻ってきた。