【体操】村上茉愛が日体大卒業式で7分スピーチ 視線独占

2019年03月16日 16時30分

日体大を卒業した(左から)プロ野球ロッテの東妻、西武の松本、村上、白井

 決意の巣立ちだ。体操女子で2017年世界選手権種目別床運動金メダルの村上茉愛(22)は15日、リオ五輪体操男子団体金メダルの白井健三(22)とともに日体大の卒業式に出席した。卒業生代表としてあいさつし、学生生活に別れを告げた。

 特に大学時代の思い出を約7分間にわたってスピーチした村上は3240人の視線を独占。「すごく緊張した」というが、ケガで大会に出られず主将の責務を果たせなかった悔しい日々や瀬尾京子監督(46)の「考えを改めなさい」という言葉で体操観が変わったことなど、様々な思いを列席者の前で話した。

 そんな光景を会場で見守っていたのが母・英子さんだ。午前4時半に起床し、美容師の仕事を休んで愛娘の着付けを行った。感動的なスピーチについて「私が教えたかったこと、ちゃんと分かっていたんだなって感動しました。成長したことを自分の口でみんなの前で話すってことは、ホントに心から学んだんでしょう」と思いにふけった。

 村上は卒業後もスポンサー2社の支援を受けて日体大を拠点とする。体操人生の集大成と位置づける2020年東京五輪金メダルへ向けて4月から新たな門出を迎える。