【体操NHK杯】村上茉愛が圧勝「ゾーンに入った」

2018年05月19日 18時24分

2連覇を飾った村上茉愛

 体操のNHK杯(東京体育館)は19日、女子が行われ、村上茉愛(21=日体大)が2連覇を飾った。

 4月の全日本選手権の得点が持ち越されて争われ、2位以下に3・502点差をつけていた村上は「気持ちに余裕を持って臨めた」と落ち着いていた。

 ライバルの寺本明日香(22=ミキハウス)が平均台で、杉原愛子(18=朝日生命)が段違い平行棒でそれぞれ落下する中、着地までピタリと決める。4種目中3種目でトップに立つ圧巻の内容で、全日本の得点と合わせた総合計168・530点で完勝した。

 村上は勝因を「ゾーンに入った」と分析。演技中は観客の声も聞こえない“極限集中状態”になったといい「トータルの演技で、全日本が終わってから一番今日が良かった。ゾーンに入っている時は気づいたら演技が終わっている」と驚きを交えて振り返った。

 これで2位から6位までの5人とともに世界選手権(10~11月、ドーハ)代表候補に決定。最終的には日本体操協会の強化本部が5人を選抜するが、村上は早くもエースの自覚を燃やしている。

 個人総合や得意の床運動でメダル獲得を狙う一方で、団体戦にも意欲を示し「リオ(五輪)が終わってから、団体戦に力を入れたいとより一層思った。団体でいい成績を取れるように頑張りたい」とチーム一丸となっての活躍を目標に掲げた。

関連タグ: