【マスターズ】松山英樹 不完全燃焼の3アンダー19位

2018年04月09日 11時40分

19位でフィニッシュした松山(ロイター)

【ジョージア州オーガスタ8日(日本時間9日)発】「マスターズ」最終日(オーガスタナショナルGC=パー72)、松山英樹(26=LEXUS)は今大会初の60台となる69をマークし、3アンダーの19位でフィニッシュした。2月に左手親指付近を痛めた影響もあり、本来のプレーを見せられないまま7度目の祭典は幕を閉じた。小平智(27=Admiral)は72のラウンドでイーブンパーの28位。優勝はパトリック・リード(27=米国)で15アンダーだった。

 序盤のチャンスホールの2番パー5で、松山は最終日にして、ようやく初めてのバーディーを奪った。

 前日までの3日間、パー5で奪ったバーディーはわずか4つだった。優勝したリードは最終日こそいずれもパーだったが、3日目まで2イーグル、9バーディーと完璧に攻略。松山は対照的にパー5でスコアを伸ばせなかった。

 この日は8番パー5でも3打目を2メートルにつけてバーディーと、前半は遅ればせながらパー5の攻略に成功した。

 しかし、後半の2つのパー5(13、15番)はいずれもパー。8番のバーディー以降、最終ホールまですべてパーと、バーディーもボギーも少ない今大会の松山を象徴するようなラウンドとなった。

 クラブハウス付近で報道陣の取材を受けているころ、最終組は目の前の9番をプレーしていた。「この時間にインタビューを受けているようでは到底納得できない」。来年はもちろん、V争いの中心にいるつもりだ。

 今季は2月に左手親指付近を痛めて戦線離脱。1か月半後に復帰したものの、調整プランの大幅な見直しを余儀なくされた。詳細については「本人にしか分からない」と明かさなかったが、本来の調子を取り戻すことはできなかった。

 開幕前は予選落ちも覚悟する状態。「4日間できるとは思っていなかった。かたや、できるんじゃないかという自分もいて、終わってみれば、その中間でしたね」と大会を総括した。

 週明け早々に帰国し、14日にはプロ野球・楽天―西武戦(楽天生命パーク)で始球式を務めることが決まっている。5月10日開幕の米ツアー「プレーヤーズ選手権」には出場予定。それまでに試合に出るかは「まだ考え中です」とした。

「悪いショットがたまたまフェアウエーに行ったり、小手先のゴルフをやっている。しっかりしたものをつくり上げないとここでは勝てない。改めてそれが分かった」。1年後、万全の状態でオーガスタに帰ってくることができれば、今回、同世代のライバルたちが演じた優勝争いの輪の中に松山の姿も必ずあるはずだ。

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