【マスターズ2日目】イーブン松山9差18位 左手首に痛みで緊張走るも…歴史的ミラクル期待

2018年04月07日 13時00分

松山はショットは不安定ながらスコアを伸ばした(ロイター)

【ジョージア州オーガスタ6日(日本時間7日)発】今季のメジャー初戦「マスターズ」(オーガスタナショナルGC=パー72)2日目、29位から出た松山英樹(26=LEXUS)は71のラウンドで通算イーブンパーの18位に浮上した。ラウンド中にはトレーナーに左手首のマッサージを受ける場面もあったが、松山は「(ショットには)影響はない」と決勝ラウンドでの逆襲を見据えた。首位はパトリック・リード(27=米国)で通算9アンダー。

 前日の最終18番でようやく初バーディーを奪い「やっと開幕したなという感じ」と手応えをつかんで迎えた2日目。3番パー4、残り30ヤードの第2打をもう少しでカップインという位置に寄せ、早々とバーディーを先行させた。

 ここから反撃開始と期待されたが、松山はロープの外にいる飯田光輝トレーナーの元に歩み寄った。そして、左手首のマッサージを受ける。フィニッシュで大きく体勢を崩したこのホールのティーショットで痛みが悪化したとみられる。

 前兆はあった。この日は今週初めて、左手首にテーピングを巻いてプレー。スタート前の練習場でも何度か左手首を気にするしぐさを見せていた。プロ1年目の2013年のシーズン終盤に左手首を痛め、今年2月には左手親指付け根を痛めてツアーを休んだだけに、マッサージを始めた時点では周囲に緊張が走った。

 続く4番パー3は第1打を左手前のバンカーに打ち込みボギーとしたものの、8番パー5では30ヤードの第3打を1・5メートルに寄せて2つ目のバーディー。アクシデントはあったが、1つスコアを伸ばして前半を折り返した。

 後半は13、15番と2つのパー5でバーディーを奪ったが、11、18番と1・5メートルのパーパットを外してボギー。初日から安定しているティーショットに加え「今日はパットは入ってくれたが、11番と18番がもったいなかった」。18番は惜しくもカップに嫌われ「アンダーパーで上がりたかった」と悔しがった。

 気になる左手首の状態については「(復帰後の)2試合は痛くなかったので、久々に痛くなってビックリした。(ショットには)影響はない。明日になって痛みが変われば別ですけど、やめるような痛みではない」と大事には至っていないことを強調。それ以上にショットの調子が良くないことのほうが気になるようで、予選ラウンドを終えたこの日も「(手応えは)特にないです。ボクは(期待)しないんで、皆さんがしてください」とそっけなかった。

 36ホールを終えた時点では8打差が大会史上最大の逆転劇(1956年のジャック・バーク)。現時点で9打差と、優勝には歴史を塗り替える必要がある。不安な手首の状態、上がってこない調子、首位との大差――。そんな状況にも松山は「上の2人が抜けているけど、その下とはそんなに離れていない。明日、いいプレーができるように切り替えたい」。残り36ホール、決して諦めることなく、上位を追いかけていく。

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