【ジョージア州オーガスタ5日(日本時間6日)発】今季メジャー初戦「マスターズ」(オーガスタナショナルGC=パー72)初日、初出場の小平智(28=Admiral)が3バーディー、2ボギーの71をマーク、1アンダーの16位と好スタートを切ったが、他の日本勢は不本意なラウンドとなった。

 池田勇太(32)は4つのバーディーを奪いながら、4ボギー、2ダブルボギーの76で62位と出遅れた。出だしの1番パー4でいきなりミスが出てダボ発進。続く2番のバーディーで取り返したが、取っては落とし、落としては取るの連続で「ドライバー、ショット、パター、全部悪かった。明日きちんといいゴルフができるように調整します」と前を向いた。

 宮里優作(37)は77のラウンドで5オーバー、73位。「緊張で体が思うように動かなかった」という中で14番までは2バーディー、3ボギーと粘りを見せていたが、悪夢は15番に待っていた。2打目をグリーン奥に入れ、リカバリーの3打目はグリーンをオーバーして池ポチャ。結局5オン3パットのトリプルボギーでスコアを崩した。

「今日はショットの調子は良くなくて、細かいジャッジミスもあった。明日は粘りのゴルフをしないと」と巻き返しを誓った。