【マスターズ初日】小平 日本人トップの1アンダー16位

2018年04月06日 13時00分

ショットがさえた小平(ロイター)

【ジョージア州オーガスタ5日(日本時間6日)発】今季メジャー初戦「マスターズ」(オーガスタナショナルGC=パー72)初日、初出場の小平智(28=Admiral)が3バーディー、2ボギーの71をマーク、1アンダーの16位と好スタートを切った。3年前の覇者ジョーダン・スピース(24=米国)が6アンダーで首位に立ったが、昨年優勝のセルヒオ・ガルシア(38=スペイン)は15番パー5で「13」の大叩きで、連覇は絶望的となった。

 18番パー4、グリーン奥からの6メートルを沈め、バーディーフィニッシュの小平が大歓声を浴びた。

 パトロンを沸かせたのはこの場面だけではない。7番パー4ではグリーン手前のバンカーからの第3打が最後のひと転がりでカップに沈み、チップインバーディー。「あの2つは神様がくれた」と華々しいマスターズデビューを振り返った。

 ティーショットを得意とし、国内では飛距離、方向性ともトップクラスだが、昨季後半にエースドライバーが破損。その後は100%満足できるクラブに出合えず、持ち味を発揮し切れずにいた。

 今大会前もシャフトの長さを変更するなど、試行錯誤を続けていたが、すべて元に戻した。フェードとドローを打ち分ける本来のスタイルを封印し「今大会はフェード一本で行きます」と宣言。一般にはドロー有利とされるコースだが、現在のクラブで打ちやすい球筋に絞ることで“エース不在”に対応した。

 ペアリングにも恵まれた。同じ組でプレーした2000年大会優勝者ビジェイ・シン(55=フィジー)と出だしから何度も会話を交わした。「『何歳?』『日本で何位なの?』とスタートから声をかけてもらってリラックスできた。すごい選手でリズムがいいので、ついて行けばいいと思ってプレーした」。結果、シンと同じスコアで終えることができた。

 大ギャラリーに交じって妻の古閑美保(35)も声援を送った。「聞こえてましたよ。日本人の声は違うんで、分かりやすかった(笑い)」。2日目も初日のいいリズムを崩すことなく、まずは上位での予選通過を目指す。

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