【米女子メジャー】上原彩子は猛追8位「優勝も遠いものではない」

2018年04月02日 11時27分

惜しくも8位に終わった上原(ロイター=USA TODAY Sports)

【カリフォルニア州ランチョミラージュ1日(日本時間2日)発】米女子ゴルフのメジャー初戦「ANAインスピレーション」(ミッションヒルズCC=パー72)最終日、首位と5打差の9位から出た上原彩子(34=モスバーガー)は出だしから3連続バーディーを含む4バーディー、1ボギーの69と猛追したが、通算12アンダーの8位でフィニッシュ。1977年に「全米女子プロ」を勝った樋口久子以来、日本勢41年ぶりのメジャー制覇はならなかった。

 初日で2位と好発進し、3日間を終えて1桁順位をキープ。この日も1番パー4で4メートルを沈めてバーディーを奪うと、2、3番もバーディーで、いきなり3つもスコアを伸ばした。その後にスタートした首位のペルニラ・リンドバーグ(31=スウェーデン)が3番までに2つ落としたことで、6番終了時点で首位に浮上。夢が大きく近づいた。

 9番パー5でショットが乱れ、ボギーを打って後退したものの、11番パー5で2メートルのバーディーパットを入れてカムバック。だが、その後はグリーン上で苦しんだ。

 絶妙の寄せでバーディーチャンスにつけるが、パットがことごとく入らない。ラインがカップの右、左にボール1個分ずれ、あと少し転がればというところ。「なんで入らないのかなと思っていた」ともどかしさが残るラウンドだった。

 それでもホールアウト後の表情は晴れやかだった。

「いいプレーがたくさんあったけど、もうちょっとだけ(パットが)入ってくれたらチャンスはあったかも。バーディーをどんどん取っていかないと追いつけないので(出だしは)意識した。勝つには運もないといけない」

 ロングヒッターが有利とされるミッションヒルズCCは、日本人には不向きなコース。それでもツアー全体で90位の約251ヤードの飛距離(トップとは約26ヤード差)の上原はミドルアイアンでの正確なショットで対抗した。メジャーでも戦える手応えは十分につかんだ。

「優勝も遠いものではないと自分でも感じている。去年もエビアン(マスターズ)で最終組で回っていい経験をさせてもらった。今年もここでいい経験ができた。早く優勝できるように頑張りたい」。夢が現実になる日は近いかもしれない。

 他の日本勢は、通算3アンダーの32位から出た畑岡奈紗(19=森ビル)は73とスコアを落とし、通算2アンダーの48位。鈴木愛(23=セールスフォース)は76と崩れ、通算13オーバーの76位だった。