【アーノルド・パーマー招待】ウッズ80勝お預け 悪夢の16番から急失速

2018年03月19日 11時30分

【フロリダ州オーランド18日(日本時間19日)発】ゴルフ米男子ツアー「アーノルド・パーマー招待」(ベイヒル・クラブ=パー72)最終日、5位から出たタイガー・ウッズ(42=米国)は6バーディー、3ボギーの69で通算10アンダーの5位に終わった。中盤までの猛チャージで優勝も見えていたが、終盤に失速。通算80勝はまたもお預けとなった。35位から出た松山英樹(26=LEXUS)は74と崩れ、通算1アンダーの49位でフィニッシュ。ローリー・マキロイ(28=英国)が通算18アンダーで優勝した。

 全盛期をほうふつとさせる「タイガーチャージ」で、新たな歴史が生まれるかと思われた。4番、6番のパー5できっちりバーディーを奪い、バーディーが取りにくい8番パー4でも伸ばした。続く9番を落としたものの、後半最初の10番パー4もバーディーとし、12、13番も連続バーディー。5メートルの上りのパットをねじ込み、この時点で首位とは1打差に迫った。

 14、15番をパーでしのぎ、最も簡単とされた16番パー5を迎えたところでギャラリーの興奮は最高潮に達した。だが、そこにとんでもない落とし穴があった。

 ドライバーを握り、強振したティーショットは大きく左に曲がった。そのまま転がったボールは茂みの中に消えて、まさかのOB。4打目をグリーンに乗せて9メートルのパーパットが入ればまだわからなかったが、それも沈められずにボギー。追い上げムードはたった1打のミスで消え去った。

 意気消沈したのか、続く17番パー3もティーショットがバンカーにつかまり、2打目でも寄せられなかった。パーパットも決まらず、連続ボギー。最終18番で4メートルのパーパットを入れてギャラリーを沸かせたが、終盤の詰めの甘さに泣く形となった。前週の「バルスパー選手権」で2位に入ったが、優勝のチャンスがありながら最終日に伸ばすことができなかった。今回はバーディーラッシュで見せ場はつくったが、上がり6ホールで5つのバーディーを奪って優勝したマキロイほどの爆発力はなかった。「マスターズ」に向けて、最終日の修正が大きなカギを握りそうだ。