【カリフォルニア州ラホヤ26日(日本時間27日)発】米男子ツアー「ファーマーズ・インシュアランス・オープン」(トーリーパインズ南北C=ともにパー72)2日目、初日84位と出遅れたタイガー・ウッズ(41=米国)は北コースを71で回り、通算1アンダーの65位でぎりぎり予選通過した。

同じくイーブンの84位からスタートした松山英樹(25=LEXUS)は南コースを69で回って通算3アンダーの33位。首位は11アンダーのライアン・パーマー(41=米国)。昨年の覇者で、今大会Vなら世界ランク1位となるジョン・ラーム(23=スペイン)が1打差の2位につけている。

 見ている誰もをハラハラさせた。前半の13番でダボを叩いたウッズは順位が100位台に降下。バーディーなしで折り返す。

 アウトでは1、5番で伸ばし、322ヤードの7番パー4はドライバーでグリーン右まで運んで3つ目のバーディー。これで予選通過圏内に入った。

 ところが8番パー3でグリーンをショートし、2打目が奥のカラーまでオーバーするミスでボギーとしてしまう。

 バーディーが絶対条件となった9番パー5はティーショットを右ラフに曲げながらも2オンに成功。確実にバーディーを奪って決勝ラウンド進出を決めた。

 ウッズが米ツアーで予選通過するのは2015年8月の「ウィンダム選手権」以来。大会7勝を含めて通算9勝のコースで週末はどんなプレーを見せるか。