【バハマ・パラダイス島25日(日本時間26日)発】米女子ツアー開幕戦「ピュアシルク・バハマ・クラシック」(オーシャンクラブGC=パー73)初日は日没サスペンデッドとなり、畑岡奈紗(19=森ビル)は6ボギー、1ダブルボギーで81を叩き、8オーバーの暫定103位と大きく出遅れた。野村敏京(25)は1オーバーの暫定26位。上原彩子(34=モスバーガー)は3オーバーで暫定64位だった。5アンダーのブルック・ヘンダーソン(20=カナダ)が首位。

 ルーキーだった昨年は出場19試合で予選落ちが11回。シード権は獲得できなかったものの、12月に行われたQT(予選会)を1位で通過して、意気揚々とバハマに乗り込んだ2年目のシーズンは悪夢のスタートとなった。

 海沿いで風の強いコースでのプレーに向けて「パットがカギ」と話していた畑岡。立ち上がりはチャンスを決められず、3ホール目の12番ではアプローチを寄せきれずにボギーが先行する。

 17番パー3は、砲台グリーンへの2打目が傾斜を上りきらずに転がり戻ってしまうピンチだったが、ここは何とかボギーでしのぐ。

 だが後半は2番でボギー。3番でダボを叩くと、上がり3ホール連続ボギーでのフィニッシュで「42」を打った。

 フェアウェーを外したのが4度だけながら、2打目以降が強風に翻弄されての大叩き。アイアンを修正して、風に対応できるショットを打てるかが2日目以降のカギとなる。