宮里優作 マスターズ逆転出場濃厚もまさかの事態…小平との“因縁”

2017年12月22日 16時30分

マスターズ出場が確実視される宮里優作

 男子ゴルフの宮里優作(37)が戸惑っている。今季の国内男子ツアー最終戦「日本シリーズ」で優勝し、逆転で初の賞金王に輝いた。現在の世界ランキング52位の宮里は、31日付で発表されるランクで来年の「マスターズ」出場資格となる「前年最後の世界ランク50位以内」となる見込みだが、うれしい半面でまさかの事態に陥っていた。

 日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)の「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」表彰式が21日に行われ、今季の男子ツアー賞金王で選手会長でもある優作も出席した。前週のアジアツアー「インドネシア・マスターズ」では4位となり「マスターズのためには3位が必要だと思っていたので、終わった瞬間は『ダメだ』と思いました」と肩を落としていた事実を打ち明けた。

 しかしツアー幹部からは「マスターズ出場おめでとう」と祝福され、複数の米メディアも「消滅ポイントの関係で、最終ランクでは現在52位のミヤザトが50位に上がる」と報じるなど、出場が確実視されている。

 ゴルフの世界ランクは過去2年間の成績をポイント化。出場試合数(40未満の場合は40。53以上の場合は52)で割って算出する。獲得ポイントは13週間はそのまま維持されるが、その後は毎週「掛け率」が低くなっていく。年内はもう主要ツアーの試合がなく、ランク50位前後の選手がポイントを上積みすることはないが、毎週掛け率が低くなって減る「消滅ポイント」の差によってランクの変動が起きるということだ。

 これによって「世界50位以内」からはじき出される見込みなのが、現在49位の小平智(28=Admiral)だ。両者の争いで記憶に新しいのはツアー最終戦「日本シリーズ」。逆転賞金王には優勝しかなかった優作は最終日を62で回って、前戦まで1位だった小平を逆転したが「マスターズ出場権」を巡っても最後の最後で大どんでん返しとなりそうだ。

 そんな状況下で優作は24日に小平と元賞金女王・古閑美保(35)の結婚披露宴に出席予定。ツアー賞金王、マスターズ出場権と相次いで逆転した“因縁”の相手の祝宴とあって「智の天敵になってしまった。たっぷり(ご祝儀を)包まないといけないですね」と困惑気味に苦笑いを浮かべた。

 もっとも「実際に(マスターズ委員会からの)招待状が届かないことには確信が持てません」との戸惑いがあるも事実だ。最終ランクが発表される日本時間の元日は、故郷の沖縄で過ごす予定。人生最高の“お年玉”が届けばいいが…。