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【ISPS・ハンダカップ・フィランスロピーシニアトーナメント】ド派手表彰式のウラにシニアゴルフ発展への思い


シニアの部で優勝した柳沢。ツアー初勝利を逆転で飾った(右は半田会長)

 国内シニアツアー「ISPS・ハンダカップ・フィランスロピーシニアトーナメント」(16〜18日、埼玉・越生GC=パー72)が行われ、柳沢伸祐(51=ビバゴルフ)が通算12アンダーで、うれしいシニアツアー初勝利を挙げた。終了後、主催した国際スポーツ振興協会(ISPS)の半田晴久会長は、シニアやスーパーシニアのゴルファーに真剣勝負の場を提供する重要性を語り、同トーナメントのさらなるスケールアップを約束した。

【熱戦VTR】勝負は残り2ホールで誰も予想できないような展開となった。

 最終日、16番を終えた時点で通算11アンダーでトップだったのはグレゴリー・マイヤー(56=米国)。ところが、186ヤードの17番パー3のティーグラウンドで「6番アイアンで軽く打つか。7番でしっかり打つか」という迷いが生じる。手にしたクラブは6I。ところがボールはグリーン右のバンカーに入ってしまう。

 一方、1打差を追っていた柳沢のティーショットはグリーンをわずかにショート。ここから2人の明暗が分かれた。

 マイヤーの2打目はピンを5メートルオーバー。柳沢は20メートル近い「上って下るフックラインだったけど、寄せればマイヤーにプレッシャーをかけられる」と思って打つと、ボールはジャストタッチでカップに吸い込まれてバーディー。この時点でトップに並んだ。

 すると「今日はパットが良くなかった」マイヤーはパーパットを決めきれずボギー。最終ホールを前に、柳沢が1打リードに入れ替わる。

 18番は357ヤードと短いものの左右がOBとあって、ティーショットを刻む選手も多いパー4。

 柳沢も「OBが気になるから、アイアンで打つことも考えたけど、今週ドライバーは曲がっていなかったから」と思い切って振り抜いてフェアウエー右サイドに運ぶ。

 追う立場になったマイヤーもドライバーで勝負をかける。ところが左のカート道に飛んだボールはグリーンに向かって打ち上げる傾斜を転がり落ち、「50ヤードぐらい戻ってしまったと思う。2打目は残り70ヤードぐらいの予定だったのが135ヤード残った」(マイヤー)。これを乗せられずボギー。

 一方の柳沢は左3メートルに乗せてバーディーフィニッシュ。2位に3打差をつける勝利となった。

 柳沢がゴルフを始めたのは10歳。父親に練習場に連れて行かれ「当時は手でティーアップするから、それが役目だった」という。182センチ、85キロの恵まれた体格ながらプロテスト合格は7回目。26歳だった。

 レギュラー時代は下部ツアーでの1勝があるものの、生涯獲得賞金は500万円に満たない。シニアでも今大会前までの賞金ランクはシード(30位以内)をわずかに下回る32位。「この1か月ぐらいは嫌な心配ばかり。シード獲得を決めた選手は楽しそうにやってて、うらやましかった」

 この日も3位になればシード獲得が確実な状況だったが「優勝のことだけを考えた。プレッシャーはあったけど、予選会とかと違って、いい緊張感。その中で勝てたのはプロゴルファー冥利に尽きる」と柳沢。

「これからは選手紹介で『ツアー1勝』と言われるのがうれしい」と語った。初優勝という壁を突破した“大物”の今後が楽しみだ。

【予選カットの意味】表彰式会場となった18番グリーンに、お馴染み?のサンバ隊を引き連れて登場した半田会長。逆転でシニアの部を制した柳沢、スーパーシニアの部で完全優勝を果たした海老原、さらに日本プロゴルフ協会(PGA)の倉本昌弘会長、決勝ラウンドに進出したシニアとスーパーシニアのゴルフファー65人を前に開口一番、こう表明した。

「たとえ地球が滅びたとしても。スーパーシニアを滅ぼすことはございません」

 PGAシニアトーナメントで予選カットを行っているのは、日本シニアオープンゴルフ選手権、日本プロゴルフシニア選手権とISPS主催の3大会のみ。半田会長は、あえて予選カットを実施し、実力勝負のトーナメントにこだわる理由について「60歳になっても70歳、80歳になっても健康で実力があり、やる気があれば、賞金を稼ぐことが出来るのはゴルフだけです。これは他のスポーツには無いゴルフの魅力なのです」と説明した。

“チャリティを進化させ、スポーツの力で社会をより良く”をスローガンに掲げるISPSにとって、歳を重ねても真剣勝負を繰り広げる、スーパーシニアのトーナメントが「どんどん少なくなっている」(半田会長)ことは決して看過出来ない。「ゴルファーにとって、同じ10万円でも賞金を稼ぐことと、レッスン料では100倍価値が違うと思います。いくつになっても勝負にこだわって戦う姿が世の中を勇気付けるはずです。だから、予選カットを行い、公式戦と同じやり方を貫くのです。他がやらないなら、ウチがやります」という信念の元、今後もシニアゴルファーが活躍出来る場所を提供し続けていくという。

 半田会長の心意気に、倉本PGA会長も「通常、我々はスポンサーの利益になるようにトーナメントを開催しています。ISPSの大会はゴルファーの利益のために開催していただいている。半田会長には本当に感謝しています」と敬意を表した。

 越生GC18番ホールのグリーン上では、曇天の底冷えを吹っ飛ばす“熱き心に”笑顔と拍手があふれた。

【スーパーシニア】17〜18日の2日間で行われた、スーパーシニアの部は、通算1アンダーの海老原清治(68=我孫子GC)が、2位の佐野修一(69=レイケン)に3打差をつけて優勝。初日からトップを譲ることなくフィニッシュした海老原は「13番でボギーを打った後、厳しかった。佐野(修一)さんが引っ張って、押してくれるから、良いライバル」と1歳年上の先輩とのデッドヒートを振り返った。「68になって、まだまだできるのは幸せ」と話すが、今大会のスーパーシニアの部では出場15選手中、最年少。「まだまだ頑張る」と、優勝賞金80万円を手に入れ、意気軒昂なところを見せた。

【表彰式に京都から舞妓】19日のプロアマ戦表彰式に、京都・宮川町の舞妓が登場し、優雅な舞を披露した。表彰式で、伝統の京舞「ギ園小唄」を演じたのは、ふく乃、ふく弥、菊咲奈。3人ともゴルフ場は初体験とのことで「初めてやったので、ドキドキしました。ゴルフ場は広くて転がったら気持ちよさそうやなぁって、みんなと話してました」(菊咲奈)、「(ゴルフは)芸妓さんになったときに、やらせてもらいたいなぁと思います」(ふく乃)と“はんなり”とした雰囲気で、会場を和ませた。京舞でホッコリとした後は、ランバダで一気にアゲアゲ。官能的な男女のダンスに、我慢も限界を越えた?半田会長が途中から乱入し、ステージは踊りのカオス状況に…。半田ワールドの真骨頂を見せつけて、宴は最高潮のまま幕を閉じた。

☆ISPS・ハンダカップ・フィランスロピーシニアトーナメント」=ギリシャ語の「フィル」(愛)とアンソロポス(人類)という2つの言葉を結びつけた造語で、博愛、人類愛、慈善活動などを表す「フィランスロピー」の概念が根付くことを願い開催されている。シニアの部では「やる気はあるが、試合の機会に恵まれないゴルファーにチャンスを与えたい」(半田会長)という趣旨のもと、PGAチャレンジシニア「ハンダ熱血枠決定戦」を開催し、賞金1000万円と上位10人に出場枠が与えられる。

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