国内シニアツアー「ISPSハンダカップ・フィランスロピーシニア」2日目(17日、埼玉・越生GC=パー72)、初日43位タイだった柳沢伸祐(51=ビバゴルフ)が、9つスコアを伸ばし、通算7アンダーで、首位のG・マイヤー(56=パールCC)と2打差の2位に浮上した。

 マイヤーの66をしのぐ、この日のベストスコア63を叩き出した柳沢だが、ラウンド後に笑顔はなかった。練習日に腰を痛め病院に直行。この日もテーピング、座薬や痛み止めを服用してのラウンドとなった。そこからのジャンプアップに「明日、18ホール持ってくれれば…。優勝を意識しながら、どれだけ耐えられるか」とシニアツアー初勝利に執念を見せた。

 また、この日からスタートしたスーパーシニアの部は、海老原清治(68=我孫子GC)と堀口渡(71=高梨子倶楽部)の2人が1アンダーで首位スタートとなった。