【米男子ゴルフ入れ替え戦最終戦】石川遼 米出場権逃す…来季は米下部ツアーか日本復帰か

2017年10月03日 16時30分

【フロリダ州アトランティックビーチ2日(日本時間3日)発】米ツアーと下部ツアーの入れ替え戦最終戦「ウェブドットコム選手権」(アトランティックビーチCC=パー71)は前日に悪天候で中止となった最終ラウンドを行った。52位からスタートした石川遼(26=CASIO)は5バーディー、ノーボギーの66で回って通算9アンダーの40位に順位を上げたものの、入れ替え戦4試合トータルの賞金ランクは31位。25位以内に与えられる来季ツアーの出場権を得ることはできなかった。優勝は24アンダーのジョナサン・バード(39=米国)。

 後半の5番パー3。この日最も短いチャンスだった1・5メートルのバーディーパットはカップの横を通り抜ける。

 石川は思わず顔を覆った後、タップインしたボールを拾い上げると、パターでグリーンサイドの池に打ち込んだ。

 水中に沈むボールのように、来季のツアー出場資格獲得の望みが事実上消えた瞬間だった。

 4戦トータルの賞金ランク25位までが来季ツアーの出場資格が得られる入れ替え戦で、石川は3戦終了時点で22位。今大会はランク26~30位のうち4人が予選落ちして逆転されにくい状況だったにもかかわらず、3日目に73と落として想定ランクが30位まで降下した。

 だが最終Rの順延が決まった前日は、5日に開幕する2017~18シーズンの出場資格を確定させた選手を中心に棄権者が続出。石川は第3R終了時で61位だったのがこの日のスタート時点で52位に上がった。

 20位前後まで上げることが目標だったこの日はパーオン率78%だったものの、勢いをつけたい最初の10番パー5で3打目を10メートルにしか乗せられないなど、ショットのキレがいまひとつ。20位までは4打及ばなかった。

 石川は次戦「日本オープン」(12~15日、岐阜関CC)に出場。年内は日本ツアーに参戦する意向を示した。

 昨年は岩田寛(36)が入れ替え戦36位で出場資格を得られず、今季は「前シーズンのポイントランク126~150位」の資格で参戦したものの、出場試合数は10にとどまり、ポイントランク203位で入れ替え戦に残れなかった。

 だが石川はポイントランク175位だったので、このカテゴリーで出場することもできず、米でプレーするとなると下部ツアーが主戦場になる。

 あるいは15年の「日本シリーズ」優勝で、来年までシード権のある日本ツアーに復帰するのか。

 15歳の高校1年生だった2007年にアマチュアでツアー優勝し、「ハニカミ王子」フィーバーを起こしてから10年。石川がゴルフ人生の岐路に立たされた。