【ノースカロライナ州シャーロット13日(日本時間14日)発】今季メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」最終日(クウェイルホローC=パー71)、18位でスタートした小平智(27=Admiral)は75とスコアを落とし、5オーバーの48位でのフィニッシュとなった。前日は7バーディーで「67」の快進撃だったが、一転してこの日はバーディーなし。「アンラッキーもあったし、厳しい一日。いいショットを打ってもなかなかチャンスにつかなかった」と振り返った。

 前日はアダム・スコット(37=オーストラリア)、この日はヘンリク・ステンソン(41=スウェーデン)とラウンド。「先週は(フィル)ミケルソンとも回ったし、勉強になりました」。世界のトップ選手の技術を目の当たりにし、ショートゲームを中心に多くを学んだようだ。

 優勝争いを演じる松山英樹(25=LEXUS)の活躍に「うれしい半面、頑張らなきゃと思わされる。体格が違うので同じゴルフはできないけど、違う部分で頑張っていきたい」。来季の欧州ツアー出場権をかけた予選会(QT)挑戦も視野に、日本でも今大会で見せた攻めのプレーを誓った。