【英サウスポート20日(日本時間21日)発】3度目の出場となった宮里優作(37)は上がり6ホールで3バーディーと巻き返し、イーブンパーの40位で初日を終えた。

 5、6番を連続ボギーとするなど、序盤から苦しい展開となったが、13番パー4で初バーディーを奪うと流れが一変。続く14番パー3で4メートルを沈めて連続バーディーとすると、最終18番パー4も取って、イーブンパーにスコアを戻した。

 過去2度の出場はいずれも予選落ちに終わっており、2日目は大会初の決勝ラウンド進出を目指す。

 3年連続6度目の出場となった池田勇太(31)は1オーバーの58位発進。10番パー4をダブルボギーとした時点で4オーバーまでスコアを落としたが、こちらも14番の初バーディーをきっかけに挽回した。池田は「全米オープン」初日にも5オーバーからイーブンパーまで巻き返す、ナイスカムバックを見せている。

 一方、2006年大会5位の実績を持つ谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)はバーディーなしの77で7オーバーの142位と大きく出遅れた。14番パー3では2打目のバンカーショットが逆戻り。3打目も同様にバンカーに戻ってしまい、4オン2パットで痛恨のトリプルボギーを叩いた。