米ツアー公式サイトで優勝候補筆頭に挙げられたリッキー・ファウラー(28=米国)が7バーディー、ノーボギーの65をマーク、7アンダーで単独首位に立った。

 11、12番で連続バーディーを奪うなど、出だしの5ホールで3バーディーのロケットスタート。さらに18番から3連続バーディーと、優勝スコアがイーブンパー前後となることも多い全米オープンでは異常ともいえるペースでスコアを伸ばした。

 フェアウエーキープ率、パーオン率ともに80%を超え、ショットはほぼ完璧。傾斜が強い難グリーンも27パットと攻略した。

 2014年には2度の2位を含め、4つのメジャーすべてでトップ5入り、15年には準メジャー「プレーヤーズ選手権」を制しており、松山と同様、初メジャーに最も近い選手の一人だ。これまでメジャーでは善戦を繰り返してきたが、この勢いは止まりそうにない。