【メキシコ・メキシコ市4日(日本時間5日)発】米女子ツアー「ロレーナ・オチョア・マッチプレー」(メキシコGC=パー72)初日、日本から唯一出場している上原彩子(33=モスバーガー)が1回戦で元世界ランク1位のステーシー・ルイス(32=米国)を1アップで破る金星を挙げた。

 現在のランクは16位とはいえ、2013年の「全英リコー女子オープン」などメジャー2勝を含む米ツアー通算11勝。14年には賞金女王にもなったルイスと、ランク146位の上原とでは格の違いは明らか。

 だが試合は上原が2番パー5でバーディーを奪ったのに対してルイスはボギー。6番パー5も上原がイーグルで2アップ。ルイスは8番パー4でもボギーを叩いて前半で3ダウンとなる。

 後半に入るとルイスは13、15番でバーディーを奪って1ダウンに迫るが、残り3ホールはともにパーで上原が逃げ切った。