【フロリダ州パームハーバー9日(日本時間10日)発】米男子ツアー「バルスパー選手権」(イニスブルック・リゾート=パー71)初日は日没サスペンデッドとなり、石川遼(25=CASIO)は4バーディー、2ボギーの69でホールアウトし、暫定24位だった。暫定首位は9アンダーのジム・ハーマン(39=米国)。松山英樹(25=LEXUS)は出場していない。

 最終ホールとなった9番パー4はバンカーを渡り歩いて2メートルのパーパットを残したが、これをジャストタッチで沈めてパーセーブ。首位との差はあるものの、トップ10とは2打差と上位をうかがえる位置で初日を終えた。この日は朝イチのティーショットを林に曲げてボギー発進。11番で取り返したものの、13番でもボギーを叩いた。

 この後3バーディーを奪った流れも、最後に落としたら切れるところだったが、踏ん張った。

 公傷制度を使って出場する今季は出られる試合数が限られるだけに、上位進出のチャンスはモノにしたい。