【メキシコ市3日(日本時間4日)発】世界選手権シリーズ「メキシコ選手権」2日目(チャプルテペックGC=パー71)、41位から出た松山英樹(25=LEXUS)は2バーディー、3ボギーの72とスコアを落とし、2オーバーの46位に後退した。首位はローリー・マキロイ(27=英国)で9アンダー。

「パットが良くなれば、自然と流れも良くなる」。初日のラウンド後、こう話した松山だが、2日目も出だしから読みにくいグリーンに手を焼いた。

 316ヤードの1番パー4で1オンに成功したものの、15メートルから3パットでパー発進。その後はなかなかチャンスをつくれず、5、10番とボギーが先行した。

 この日はフェアウエーキープ率、パーオン率とも50%台と松山にしてはショットも低調。11、18番と後半に2つのバーディーを奪ったものの、15番パー5で1・5メートルのチャンスを逃すなど、大きく流れを変えることはできなかった。

 他の日本勢は67をマークした谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)が初日の61位からイーブンパーの36位に浮上。同じく61位から出た昨季の日本ツアー賞金王・池田勇太(31)は74のラウンドで7オーバーの68位となった。