【GOLF魅力の新ギア】ゴルフは、言うまでもなくスコアを競うスポーツ。とはいえ、やはり飛ばないと面白くない。長く続けてきたシニア層がゴルフをやめてしまう最大の理由は「昔のように飛ばなくなった」だ。そんなゴルファーたちの“救いの神”となるのがキャスコの高反発ドライバー&ボール「ゼウスインパクト」だ。

<ドライバー>仕事も一段落したし、充実したゴルフライフを送りたい。できれば昔の飛びも取り戻したい。

 そんなシニア世代の「救いの神」となるクラブが、全知全能の神「ゼウス」の名を冠したドライバーだ。

 この世代はパーシモンのクラブでゴルフを覚えた人が多い。そこでデザインは、パーシモンを思い起こさせる伝統的な形状に。

 カラーは、ヘッドが大きく見えて安心させる効果がある白。ソールやフェース部分はえんじ色でクラシカルな雰囲気を漂わせている。

 ヘッド体積は485㏄。これにより、フェース面積は他社の高反発ドライバーよりも20%前後広げ、ヘッドの慣性モーメントも5%アップした。

 フェースは「15—3—3—3」チタンを使用した偏肉フェースで反発係数は3%アップ。ボール初速を上げることで、飛距離をアップさせる。

 トルクを抑えてスムーズにしなるシャフトは30グラム台。オリジナルグリップも35グラムにすることで46・25インチの長尺ながら、クラブ重量は270グラムにしてシニアゴルファーが振り抜きやすくしている。

 こうした結果、同社のテストでは適合クラブと比べて最大38・6ヤード飛距離が伸びたゴルファーもいたという。

 この「ゼウスインパクト」ドライバーは反発係数(COR値)がルールで定められている「0・822以下」を大きく上回る「0・851」となっている高反発クラブだ。


キャスコ「ゼウスインパクト」ボール
キャスコ「ゼウスインパクト」ボール

<ボール>「ゼウスインパクト」にはボールもある。

 直径はルールで定められた「42・67ミリ以上」より小さい42ミリにすることで空気抵抗は2%減少し、アゲンストでも弾道は力強く、比重は通常ボールと同じなので、重量は軽くなり、ヘッドスピードの遅いシニアでも球が上がりやすい。

 日本製の3ピース構造は、ソフトな打感を実現。デュアル(2層)コアとカバーはいずれも高初速を生む新配合だ。

 ルールよりやや小さいサイズは、1990年以前は販売されていたものの「飛びすぎる」として禁止になったスモールボール(直径41・15ミリ)とのほぼ中間。通常サイズに見慣れたゴルファーも違和感なく使える。

 同社のテストではヘッドスピードが秒速37メートルのゴルファーでボール初速が秒速1・4メートル、飛距離が8ヤードアップした。

 また60代のゴルファーからは「いつもより10ヤードは飛んでいた」との声も上がったという。

「ゼウスインパクト」のドライバーとボールを同時に使ったテストでは、飛距離が最大43・2ヤードも伸びたというのだから、これは紛れもなく「最強タッグ」だといえる。

☆価格(いずれも税別)はドライバーが10万円(オリジナルシャフト仕様。フレックスはSR、RとR2)。「Magical ATTASシャフト」装着モデルは12万円。ロフト設定はいずれも10.5度のみ。
 ボールはオープン価格(実勢価格1個500円前後)
 キャスコ=0120・371・562
 http://www.kascogolf.com/jp