2015年の「マスターズ」と「全米オープン」の覇者で世界ランク5位のジョーダン・スピース(23=米国)が17日、契約するアンダーアーマーが都内で開催したイベントに出席した。

 ここで自身の名を冠した新作シューズ「スピース ワン」が発売されることを発表したスピースは今年の目標を「再びメジャー・チャンピオンになること」と話した上で、ライバルとして世界ランク1位のジェイソン・デイ(29=オーストラリア)、ハワイで2週連続Vのジャスティン・トーマス(23=米国)とともに松山英樹(24=LEXUS)の名前を挙げた。

 日本時間で前日の午後まではハワイで開催されていた米ツアー「ソニー・オープン」に参戦。ここから真冬の東京に駆けつけた疲れも見せず、学生ゴルファーにレッスンを行い、質問にも丁寧に答えていた。

 イベント終盤には予定になかった即席サイン会を行い、その後はスタッフが回収してくれなかったサインペンを持ったまま記念撮影に応じた。

 また、阿部祐二リポーター(58)から急に「ドゥ・ユー・ノウ『PPAP』(ペンパイナッポーアッポーペン=ピコ太郎の世界的ヒット曲)?」と振られたものの、全く知らず、一瞬困った表情になったものの、すぐに笑顔で対応するなど、人の良さを見せつけていた。