日本ゴルフツアー機構(JGTO)は松山英樹(24=LEXUS)が2017年シーズンもメンバー登録を見送ったことを明らかにした。松山サイドからすでに連絡を受けたという。理由は明らかにしていない。

 松山はプロデビューの13年に賞金王を獲得。5年間のシード権を得たものの、直後に規約が改められ、権利行使には5試合の出場義務が課された。14年末に義務試合不足で罰金などの処分を受けてから、松山はメンバー登録をしておらず、これで3季連続となった。メンバーではなくても、主催者推薦や歴代優勝者の資格で日本ツアーに参戦できる。昨年、青木功(74)が会長に就任し、体制が変わったJGTOは罰金を返金。今オフ、海外ツアー参戦中の選手に対する義務試合を撤廃する規約の再改定を行ったばかりだった。