【国内女子】渡辺彩香 痛恨ミスで号泣2位

2016年05月09日 16時00分

 国内女子ゴルフのメジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」最終日(8日、茨城・茨城GC東C=パー72)、5打差を追ってスタートした渡辺彩香(22=大東建託)は69のラウンドで追い上げたものの、通算11アンダーの2位でフィニッシュ。13アンダーで優勝したレキシー・トンプソン(21=米国)との差をまざまざと見せつけられた。

 

 勝負の分かれ目となったのは16番パー4。トンプソンは第1打を左に曲げてトラブル。対照的に渡辺はフェアウエー中央に持っていった。14、15番連続バーディーの勢いに乗って一気に差を詰めるチャンスだったが、第2打を目の前の木に当てる痛恨のミス。このホール、ボギーに終わった渡辺はホールアウト後に「バーディーを取るしかないと思った。2打目は上がり過ぎて枝に当たってしまったけど、選択に悔いはない」と話し、号泣した。

 

 トンプソンの体調は決して万全ではなかった。開幕2日前の3日に来日し、そのまま前夜祭に出席。事前のラウンドは開幕前日のプロアマ戦だけだった。時差ボケに加えて「疲れは限界。トローチをなめて楽になったけど、まだノドがイガイガする」と風邪気味。そんななか、3日目終了後には会場近くのショップで契約メーカーのイベントにも参加していた。

 

「16番では渡辺選手にバーディーを取ってほしいと思っていた。そうすれば、互いに刺激を受けてもっといいプレーができる」とコメントも余裕たっぷり。渡辺の健闘は光ったが、180センチの長身を武器に19歳で米メジャー「クラフト・ナビスコ選手権」を制覇したトンプソンの壁はあまりにも厚かった。