3年目を迎える「ネスレ招待日本プロゴルフマッチプレー選手権レクサス杯」(7月29日開幕、北海道・恵庭CC)のアンバサダーに就任した丸山茂樹(46=セガサミーHD)が23日、都内でネスレ日本の高岡浩三社長(55)と対談し、大会をPRした。

 そんな丸山は米ツアーを腰痛で戦線離脱している石川遼(24=CASIO)と対談した際に「日本(ツアー)で態勢を立て直してもいいんじゃないか」と助言を送ったという。「日本でものすごい注目のなか、プレーしてきただけに、遼は米ツアーでその他大勢として戦うことに戸惑い、悩んでいる。ボクは逆にそういうのが嫌で米国に行ったところもあるので、理解できないところもあるんですけど…」

 丸山自身は30歳で米ツアーに参戦し、9年間で3勝を挙げた。「自分は打ちのめされて帰って来て、ぼろくそに言われて嫌な思いもした。その前に帰って来てもいい。27、28歳になってもう一度(米ツアーに)行ってもいいんだから」。現在、石川は日本で療養中だが、復帰の際にどんな決断を下すのだろうか。