ゴルフ“五輪ルール” 松山に問題発生

2016年01月29日 10時00分

松山はリオ五輪でも同じシューズを履くことができるのか?

 松山英樹(23=LEXUS)への影響は? 今夏のリオ五輪で正式種目として採用されるゴルフの“五輪ルール”が徐々に明らかになってきた。

 

 日本ゴルフ協会(JGA)によれば「国際ゴルフ連盟(IGF)からの文書ではクラブや靴は『6か月前までに市販されているもの』に制限されている」という。さらにウエアについては「メーカーロゴの表示が禁止される」(ツアー関係者)という説が有力。JGAも「IGFから正式なアナウンスがないので断言はできないが、そうなるだろうという話は聞いている」としている。

 

 ゴルフ日本代表のウエアは、松山がツアーで着用しているデサントが担当することが決定済み。ロゴのあるなしがプレーに影響を与えることはないだろう。

 

 一方で気になるのは「6か月前に市販」の条件がつくという用具だ。五輪開幕まですでに200日を切っており、現時点で未発売の物はほぼアウトとなる。一方、ツアーでは発売前の新モデルや販売予定のないプロトタイプがごく当たり前に使用される。ルールが厳密に運用されれば、直前のトーナメントとは違う用具で臨まざるを得ない選手も出てくるだろう。

 

 松山の場合、問題になりそうなのは靴だ。松山のシューズを担当するアシックスのスタッフは「一般ゴルファーが疲れにくい軽い靴を好むのに対し、松山選手はスイング中の安定感を重視した重い靴にこだわる」と明かす。そんな事情もあり、松山使用モデルは未発売。市販品の改良版として認められるのか、全く別物として使用を禁止されるのかは不透明だ。

 

 五輪でゴルフが開催されるのは112年ぶり。事実上、前例がないだけに、細かい部分が明らかになるにつれ、今後も新たな問題が浮上しそうだ。