来夏のリオデジャネイロ五輪で112年ぶりに復活するゴルフの日本代表がいよいよ“本格始動”する。

「丸山茂樹応援謝恩コンペ」(1日、栃木・ファイブエイトGC)に参加した日本代表の丸山茂樹ヘッドコーチ(HC=46)によると、12月中旬にスタッフがブラジルに赴き、本番コースや練習場、選手村に入らないプレーヤー用に確保済みの宿舎を視察するという。現地情報を収集した後、年内にも本番に向けた対策会議を開催する予定だ。

 また丸山HCはブラジルへの移動についても言及。日本オリンピック委員会(JOC)の規定では基本エコノミークラスの利用となっているが「僕がワールドカップに行ってた時は(差額を)全部自腹で払っていたけど、そんな思いはさせたくない」と要望。日本ゴルフ協会が差額を負担することになったという。

 五輪代表メンバーは男女ともに来年7月の世界ランキング(原則各国上位2人)で決まるが、全選手がビジネスクラスでブラジル入りする。