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【ゴルフ】男子プロに欠けている「品格」 厳しい出場資格に周囲は困惑


会見に出席した片山晋呉(左)とネスレ日本・高岡CEO

 男子ゴルフの「片山晋呉招待ネスレ日本マッチプレー選手権」(9月11~13日、北海道・恵庭CC)の出場選手29人が20日に発表された。ツアーとは一線を画す優勝賞金7000万円の高額大会は、選手の出場資格に「品格」が必要だという。

 大会を主催するネスレ日本の高岡浩三CEO(55)は「グローバルブランドである『ネスレ』の名に恥じない、品格にふさわしい選手。単に技術があるだけではなく、一般ゴルファーやジュニアから憧れられて、ゴルフを知らない人にもファンになってもらえる選手」を出場資格に挙げた。

 松山英樹(23=LEXUS)、石川遼(23=CASIO)の2大スターが主戦場を米ツアーに移し、人気と試合減の右肩下がりが止まらない日本男子ツアーで、最も足りないのがまさに選手の「品格」だ。特にスポンサー関係者をもてなすプロアマ戦では選手の態度が不評を買い、その結果がツアーからの撤退という悪循環になっている。

 昨年から始まった大会がこの二の舞いになることを危惧した高岡氏は、前回大会のプロアマ前夜祭でこんな“カミナリ”を選手たちに落とした。「プロアマに出場するゲストから一人でもクレームを受けたらその選手は来年の大会には呼ばない」

 昨年の優勝賞金は4000万円だったが、ツアー最高額の「日本オープン」や「ダンロップフェニックス」と同額。大会時の宿舎は主催者から無料で提供され、優勝者には海外遠征費として1000万円が支給されるなどの特典もあって、選手たちは全力でおもてなし。そのため「どのゲストからも『最高のプロアマだった』と言っていただきました」(高岡氏)。さらに「来年は優勝賞金を1億円にする」という。ゴルフ界にはズバリと選手たちにものを言える人間が不在だったことも現在の低迷につながったともいえる。国内ツアーに必要なのは、選手たちの「品格」とともに強烈なリーダーシップをとれる人物ということか。

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